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Unix File System(UFS)とは、UNIX系列のOSにおいて使用されるファイルシステムである。 また固有のファイルシステムを指す言葉ではなく、Version 7 Unix のファイルシステムおよびそこから派生した一連のファイルシステムの総称である。 一般にUFSと呼ぶ場合は4.2BSDで実装された Fast File System (FFS) のことを指す場合が多く、他にはFFFS、UFS2、UFS Logging等が存在する。 == 設計 == UFSボリュームは以下の部分から構成される。 * パーティションの先頭数ブロックはブートブロックとして予約されている(ファイルシステムとは別に初期化する必要がある)。 * UFSであることを示すマジックナンバーやファイルシステムの構成を示す基本的な値や統計情報やチューニングパラメータを含むスーパーブロック。 * シリンダグループの集合体。各シリンダグループには以下のような構成要素がある。 * スーパーブロックのバックアップコピー * シリンダグループのヘッダ。そのシリンダグループの統計情報、フリーリストなど、スーパーブロックに似た情報がある。 * inode群。それぞれにファイル属性情報が格納されている。 * データブロック群。 inode は順に番号を振られている。ルートディレクトリの inode の後の何個かの inode は歴史的理由により予約されている。 ディレクトリファイルは、そのディレクトリにあるファイルのファイル名と対応する inode 番号だけを格納している。ファイルについての全てのメタデータは inode にある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Unix File System」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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